皆様は営業と聞くと何を思い浮かべますでしょうか。
ガタイがあって元気で、話すのがうまい男性のようなイメージを思い浮かべた方も多いかと思います。
「アンコンシャスバイアス」というワードがあるように”無意識的に”営業とはこうだという先入観があると思います。
ただ実は営業に内向的な人が売れる時代になっているのをご存じでしょうか。
そのような気づきを与えてくれる一冊です。
”内向型”のための「営業の教科書」 自分にムリせず売れる6つのステップ
①”話す”ではなく”聞く”方法を考えるようになった
営業トークという言葉があるように営業といえばいかに話すか?みたいなイメージがあるかと思います。
これは内向型の人間には難しい話ですね。(私も超内向型の人間です)
営業トークは少しあて意をだますようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。
もちろん得意な方はそれを武器に成果を上げていくことが望ましいと思います。
一方マーケティング手法が発達し、顧客がある程度自分で調べることが出来る時代になっていますので営業からの商品説明は不要になりがちです。
それよりも顧客が「気になっている点」を的確に返せる人間が重宝されるようになっています。
(無駄な時間はお互いに使いたくないですよね。)
その為にいかに”聞けるか”が大事であり、無理にトークをする必要がなくなってきています。
この”聞く”手法について本書では学ぶことが出来ます。
②”売り込む”のはやめた
売り込むという手法は一昔前だと非常に重要なスキルだったと思います。
(特に金融系や通信回線では有名ですね。。)
最近も不動産営業マンが駅で声をかけるなどの手法もあるようです。
現代もあるには越したことはありませんが、この手法は成功率も低く、営業する側の負担も非常に大きいです。
内向型には地獄のような仕事です。
売り込むのではなく、①のようにお客様の状況を聞いて、課題を解決する紹介をする。
これくらいのイメージのほうがより効率的に売れるということが本書から理解できました。
どうやってこのフローを作り出すのか?が課題になりますが、こちらについては是非こちらの書籍を読んでみてください。
③”自分の個性”を意識するようになった
最後に”内向的な営業”から少し離れますが、この本を読んでより自分の個性を知り、個性が生きるようなアクションを考えなければいけないなと強く感じました。
冒頭に書いた通り、営業=明るく、話し上手というイメージを持っていては営業に内向型の人間が配属された瞬間そのようになろうとして苦しんでいたでしょう。
そこで本書に出合ったことで相当営業に対する意識が変わりました。
今まで苦しく、結果が出ていなかった方は”自分の個性にあっていなかったから”の可能性があります。
けれど自分に合った手法をリサーチできればこのステップは不要になります。
ますます自分を理解することが大事な時代ですね。
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